オーガニックインテリアスタイル

自然素材や自然にある色を使い、どこかほっとするそんなインテリアスタイルをオーガニックインテリアスタイルと名付けました。

アンティークやブロカントの家具や小物たち

アンティークやブロカントの家具や小物は考えてみればエコそのもの。
使い込まれた古いものを大事に長く使う。物が溢れる時代だからこそお気に入りのものを長く大事に使いたいもの。

アンティークやブロカントの家具や小物の魅力を教えていくれたのは長野にあるKASUKE山荘。オーナーである三谷さんご夫妻の審美眼とセンスには脱帽です。

アンティーク家具はKASUKE山荘、ペニーワイズ勝どき店、シャンブル・ド・ニーム、エキュペ等で購入。

古い鎧戸を3枚つなげて、間仕切りにしたもの。見事なリサイクル。

古いアイアンの脚のテーブルにブロカントのピッチャーを飾りました。

アンティークの大きな棚はブロカントの飾り棚に。
一つだけでは置物として物足りないものはいくつか連続しておいてみました。

オーガニックな色使い

インテリアに使っている色は結構カラフル。壁の色やクッションなどの布物にはお花の色や草の色、海の色、空の色を使います。そんなきれい色のそばには必ず土や砂の色、石の色を配します。そうするとカラフルな色を使っても空間が落ち着きます。花などの移ろいやすい物の色と石などの恒久的な物の色の組み合わせ。部屋の中も自然界と同じに。

洋書で見て使ってみたかった色。既成のものにはなかったので、調合してもらいました。

上の青い壁の部屋のベッド側。布物にはアクセントカラーに ピスタチオグリーンが入ったものを。
ベッドの脇の照明はもともとキャンドルを入れる もの。それに電球を入れて照明に。アイアンの模様が壁に映り込みます。

きれいな色が出たラベンダー色の漆喰の壁も塗った直後は紫いものような色でどうしようかと思いました。壁に色を使うのは、時にスリリング。

ピンクの壁の部屋には同じトーンのピンクのストライプのベッドカバーとクッションを。
甘い色もストライプにすると甘くなりすぎないようです。

洗面所のタイルはモロッコのフェズでみつけたグリーンのタイルを。

絵をお部屋のアクセントに

コート・ド・カシに飾ってある絵は南フランスのマルシェで画家の方が売っていました。この独特の色使いとタッチがとても好きです。目黒にあるギャラップのバーンウッドで作った額で額装しました。この画家の絵がお好きな方がいらっしゃれば日本でも販売いたします。

うすいラベンダー色の壁には淡いピンクのお花の絵を。

絵の中にあるお花と似た形の花飾りを絵の近くに飾ってみたら絵との連続性が出て絵と周りの空間がしっくりなじんだ感じに。

玄関には赤い花の絵を。玄関に暖色系を使ってお客様をお迎えします。

天蓋付きのベッドからの眺めです。
棚の上には絵にある色と似た色の布物を敷いてみました。

思い出のある小物たち

部屋の小物には目の前の浜辺や旅先などから持ち帰った石や砂や貝殻、松ぼっくりなども飾ります。お金がかからず経済的。

客室に飾っておいた木の器に泊まりに来てくれた友人がコート・ド・カシの前の浜辺で拾った貝を飾ってくれました。

旅先の海岸から持ち帰った砂をブロカントのガラス瓶に入れて飾ります。

大きな松ぼっくりは南フランスから。

ほっくりする動物たち

部屋のところどころに動物たちがいます。

階段途中には鹿の親子が。

KASUKE山荘の三谷恭子(やすこ)さん作の流木で作られた鳥も味わいが。

羊さんはペアで仲良く。

メキシコから来たテラコッタタイルには小さな動物の足跡が。