JBPプラセンタについて
1.JBPプラセンタエキスとは
プラセンタ(胎盤)には様々な有効成分がありますが、日本で販売されているプラセンタサプリやプラセンタ原液はプラセンタをそのまま使っているのではありません。プラセンタから有効成分を抽出したプラセンタエキス(プラセンタ抽出液)を使ってサプリや原液を作っています。(まれに胎盤をそのまま乾燥し粉末にしたもの入れている商品もあります。)
そこで…..
プラセンタサプリやプラセンタ原液を選ぶときの一番大切なポイントは…….
そのプラセンタ商品はどのような抽出方法で抽出されたプラセンタエキス(プラセンタ抽出液)を使っているのかです。なぜなら抽出方法によって抽出できる有効成分は全く違います。
プラセンタ(胎盤)の有効成分には低分子のもの、中分子のもの、高分子のものがあります。
(詳しくは「大人のためのプラセンタ、JBPプラセンタの本当の話」’18年6月19日版に記載してあります。)
JBPプラセンタエキスは医療用プラセンタ製剤トップメーカー株式会社日本生物製剤(JBP)のプラセンタ注射剤ラエンネックの製法である分子分画法で抽出したプラセンタエキスのことです。高分子、中分子、低分子のそれぞれの有効成分を抽出する方法です。 一番の特徴は抽出が難しい細胞増殖因子※も抽出していることです。
細胞増殖因子はアミノ酸が組み合わさった高分子のものです。すべての成分を低分子化してしまう抽出方法では細胞増殖因子は抽出の段階で壊れてしまいます。しかしながら分子分画法ならばその細胞増殖因子を壊さずに抽出します。
※細胞増殖因子(GF)は加齢とともに急激に体内での分泌が減少していきます。細胞増殖因子(GF)は新しい細胞を作るため不可欠な因子です。これが減ってくれば新たに作られる細胞は減っていき、これが老化という形となって現れます。
年齢を重ねて行く中で、体内で分泌が減少し続ける様々な細胞増殖因子を外から補給することは元気な肌や身体であるために大切な事となります。
2.JBPプラセンタエキスの安全性について
プラセンタ(胎盤)を使った商品の安全性については2つレベルでの安全性の担保が必要です。
1. プラセンタ(胎盤)の安全性
- 胎盤の主が安全な餌で飼育され、分娩までの期間健康であること。
薬などの大量投与、長期投与がないこと。 - 胎盤が正常分娩のものであること。
- 細菌やウイルス感染がないものであること。
2. プラセンタ抽出液(プラセンタエキス)の安全性
- プラセンタ(胎盤)から不純物やホルモンなどを除去してあること。
- 最終製品の品質検査で細菌・ウイルス量が陰性或いは検出限界以下であること。
JBP馬プラセンタエキスは…
- 契約牧場で指定(骨肉粉は一切使用しない)の飼料と乾牧草で育った馬の胎盤を使用。
分娩までの期間健康であり、薬剤の大量投与や長期投与のない母馬の胎盤を使用。
使われた胎盤の母馬名をすべて記録、製品ロットでのトレーサビリティが確立されています。 - プラセンタ(胎盤)の細菌・ウイルス感染のスクリーニング及び最終製品の品質検査試験はすべて医薬品GMP※準拠する内容で行われています。
※ GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略で医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理に関する基準。
3.JBPプラセンタエキスの有用性について
JBPプラセンタエキス(ブタ)を使ったサプリで人を対象にした臨床データは産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編2017年でデータとして紹介されています。
この臨床試験ではJBPプラセンタエキスを使ったサプリは更年期障害の改善、肌の水分量、油分量の増加、しわの軽減などに有用であるという試験結果が得られています。
4.株式会社日本生物製剤(JBP)のプラセンタ商品の原材料の表記の仕方について
(株)日本生物製剤はプラセンタ(胎盤)から不純物やホルモン等を取り除きプラセンタの有用成分を抽出した液体をプラセンタエキスと表記し、抽出した際に使用した水分を飛ばしフリーズドライし粉末化したものをプラセンタエキス純末と表記しています。
純末の意味はフリーズドライする際に他の成分、例えばかさを増すためのデキストリンなどを入れていない純粋なプラセンタ成分だけの粉末という意味です。